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2017年2月

2017年2月13日 (月)

Fascial Dissection in AZ 4

このお話そろそろ終わりにしないと

ちょっと長引き過ぎたな。

解剖が始まり4日目、5日目

Img_2042

ここからはそれぞれのミッションや

より深いレベルの学びを始めて行きます。

隣の献体からトットが綺麗に腹膜ごと

剖出してみせてくれました。

このあたり

壁側腹膜と臓側腹膜と呼ばれて分けられていたり

腹腔内臓器と後腹膜臓器と言われたりして

この辺がいつも解りにくくて

本によって表現方法が違ったりします。

ですので、僕の勝手な見解で

腹腔内臓器のある所を臓側腹膜

後腹膜臓器より後ろにあるのを

壁側腹膜とここでは言っておきます。

トットが剖出した臓器を裏返して

背面から見えるようにしてくれました。

背面はつるんとしてて

観ると膜の内側に

十二指腸が見えます。

厚みはサランラップ2枚程度

そしてその十二指腸の前に臓側腹膜

があります。腸間膜根が付着するので

壁側より厚みがあるんだろうなと思ったんですが

壁側とほとんど差が無く

サランラップとクレラップぐらいしか

違いがありませんでした。

Img_2023

一緒に解剖している、1人が気が付いたんですが

筋肉に凹みがあるんです。

筋線維の違いで凹んでいるんじゃなくて

むくんだ足に履いた靴下みたいに

筋肉自体がぺコンと凹みが横断し

しばらく普通でまた凹んでてと

凸凹してるんです。

トッドに聞いたら

筋膜がいろんな方向からネットワークしてて

重なり合って密になった所だと言っていました。

ちなみに筋肉は筋膜でかなり抑え込まれてます。

でも包まれている状態で

中で固定されている感じではない様です。

そのため筋膜が傷つくと圧力の関係か?

破れたストッキングみたいに

ムニュっと筋肉が飛び出します。

肩関節を剖出して確認している方や

大腿骨頭を剖出して実際に脱臼させてみると

“シュポン”と何とも言えない音を立て脱臼します。

そして骨頭を近づけると “スポッ”

とまた勝手に引き込まれます。

横隔膜は意外に薄く、

心膜との繋がりもよく観察できました。

脛骨の角がとんでもなくシャープで

刃物の様にエッジがたってるのには驚きました。

肋骨は思ったより柔らかいです。

腸骨の中、腸骨筋の前あたりの脂肪は凄いです。

小腰筋はなぜか両側無くみな片方しかありませんでした。

脳神経は糸の様に細く感動しました。

大脳鎌、小脳テントも触りまくれました。

頭蓋はかなりの部分

癒合していて縫合すら見えない所も多々ありました。

冷凍献体でも頭蓋の中の柔軟性はありませんでした。

縫合はピクリとも動きを感じれませんでした。

ただ蝶形骨のトルコ鞍の部分は柔らかく

無理やり触ると折れます。

内側翼突筋は線維が多く筋の中は

ほとんど靭帯でした。

その翼状の突起に指をひっかけて

前方に押すと

ほんのわずかだけ

たわむと言うか?

微細な動きを

頭蓋底に置いた手で感じました。

頭蓋内で動きを感じたのはこの時だけでした。

これはかみしめた時などに

脳に与える圧を逃がす機構が

存在するのかもしれないと

感じました。

当然SBS(蝶形後頭結合)はびくともしませんでした。

まだまだ、書きだすとキリがないぐらい

沢山の経験を積ませて頂きました。ホントに

感謝です。

この解剖により

よりイメージがしっかりと出来

さらに治療効果が上がるモノと確信しています。

Img_2047

加藤先生ともお友達になれました。

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最終日はセドナに向かい

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ベルロックに登り

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ロックバランシングして

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帰りました。

とてもよかった。来年も行こう

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