むち打ちにならない国がある!
21日、お江戸に長谷川先生のTMSのセミナーに行った!
そこで解った事がいくつかある!
リウマチやどこかしら痛くなる関節痛の症状と
天候に影響されると言うエビデンスは存在しない
思い込みだそうだ!
コレはよくいわれる話だが
グルコサミンとコンドロイチンのサプリメントは
プラシーボを上回.る効果は無い!
さらに
腰痛は日本人の自覚症状の第一位であり、
統計開始から24年間で57%増加
いや~~増え続けているってのは根本が間違っているのか?見落としている?
でも我々の所に来て改善しているのは一時的なものなのか??
腰痛の分野では医療・医学の進歩の結実がないかのごときである 菊地 臣一
672研究をレビューした結果、画像所見と腰痛との間に関連性ナシ
椎間板ヘルニア・脊椎管狭窄症の治療成績は手術実施率が高い地域の方が悪い
昔聞いた話でも世界でヘルニアの手術なんて2%程度だと言う。なのに日本は……
ニュースウイーク日本版によると
腰痛患者に対する不必要な画像検査は年間3.3兆円
効果が期待できない脊椎固定術1.1兆円
セメント注入による椎体形成術850億円
変形性膝関節症に関節鏡下手術1回60万円
ステントによる冠動脈形成術2,000億円
不必要な子宮摘出術1,100億円
ウイルス感染症の抗生物質投与550億円
以上で年間50兆円が削減できるという。これはアメリカの話か?日本でも同じようなものなのだろう…
2足歩行は腰痛の宿命と言うが
人類よりはるか昔
約4680万年前からペンギンは2足歩行しているという(笑)
腰痛のペンギンなんて見た事無いなぁ…
タンザニアのハザ族は1日平均15キロを歩く狩猟採取生活を送っているが
彼らには腰痛は存在しないそうだ!
運動と腰痛には関係性は無いらしい。
さらに
体重が重い方が骨密度も高く椎間板の症状も良好!
体重が重い腰痛になりやすいという説も都市伝説だと言う事だ…
仕事の作業強度が強い方が椎間板の変性を遅らせる
腰への負担が大きいほど腰痛発症率は低下する
重いものを持ち上げる、重いモノを運ぶ、身体を捻じる、身体を曲げるなどの従来の危険因子の影響を椎間板は受けない
なんてものある!おいおい
なんかどんどん神話が崩れていくよ!!
腰痛は冷やすより温める方が効果的!
が~~ん!!マジですか??
神経根症状の有無に関係なく、急性腰痛は一般的に発症後1カ月以内に改善する
18研究をレビューした結果、安静臥床には効果がないどころか回復が遅れることが判明逆に耐えられる範囲内で日常生活を続けると職場復帰が早くなるだけでなく慢性化を防ぎ再発率も低下する
腰痛疾患は手術の対象ではなく、適切な管理で99%の患者が手術を避けられることから、脊椎外科医は手術を一時的に凍結すべき
椎間板ヘルニアや脊椎管狭窄症に対する手術の短期成績は保存療法よりわずかに優れているが、その差は時間の経過と共にっ減少して行く傾向にあり、長期成績では保存療法と変わらない
脊椎のマニピュレーション(我々が行う施術)はエビデンスも高く推奨度Bといってかなり有益である。
ちなみに腰椎のけん引はエビデンス中程度推奨度Dで利益なし!とされている(笑)
なんか真実を知るのは重要だね!
そしてリトアニアには交通事故の保険制度がない!多分通常の健康保険が知っかっかりしているのだろうか?
ここには何故か?むちうち症は起こらないそうだ!
何日行くといくらもらえるとかの制度がなかったり、そういう意識がないと症状が出ないなんて
実に面白い!!
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色々覆される情報がありますねぇ。体重の重いのは、筋肉が重いから。。。って気がします。脂肪だらけじゃぁどうなんでしょーか笑
投稿: らもちゃん | 2013年4月24日 (水) 21時12分
関係ないようです。
ウエイトが圧力を生み
圧力が骨や筋や椎間板にまで有益なようですよ
投稿: receptor | 2013年4月26日 (金) 10時08分